山小屋の住人達シリーズがいよいよ終わる
「フォークで乾杯」のコーナーでは、去年の8月から毎月第4週の木曜日は「山小屋の住人達」シリーズをお届けして来ました。
地元でこれだけの素晴らしい音楽活動をされていたグループを、そして楽曲をもっと知ってほしいとの想いからつづけてきました。
明日がその16回目、いよいよ最終回となります。
山小屋の住人達は、1991年から2002年の11年間に全5枚のアルバムを作りました。
1枚のアルバムに10曲、それが5枚、全50曲のオリジナル楽曲を残したのです。
活動の期間は、1970年代から30年弱。メンバーは変わることなく地域とともに。
この音源を聴いたとき、まさに「フィールドフォーク」を感じたのです。
これはもっとたくさんの人に聴いてもらわねば!とつづけてきました。
先月、いつものように放送音源を持参してこの音楽集団の拠点であった朝来の喫茶「ヒゲ」に立ち寄ったら、そのヒゲさんから
分厚い封筒に入った手紙を渡されました。
シリーズの中で、ほんとはビーステのスタジオで生出演してほしかったのですが、平日のお昼前という一番忙しい喫茶店の仕事柄、どうしても叶わなかった気持ちを思いのこもった手紙にして頂いたのです。
車を止めて拝読しました。涙がでました。
シリーズは終わりますが、「山小屋の住人達」は今もその青年のまなざしは変わることなく、地域とともに生きているのを知っています。この人たちこそ本物のフォークシンガーたちなのです。
明日のフォークで乾杯は「山小屋の住人達」ファイナルです。堀さんがゲスト出演下さいます。